Perjantai

金曜日の仕事後、リーッカパパの運転でヘルシンキから北へ200キロ、ミッケリという湖水地方に向かう。高速道路を使うが車はほとんど走っていない。120キロで走って30秒に一回対向車があるくらい。辺りは真っ暗の森で道路の明かりと車のライトが頼りだが、たまに道路のライトがなぜかついてないところもある。道中「動物用横断歩道」があってムースの群れとかが渡る時、センサーで感知して自動的に信号が赤になるらしい。また真っ暗闇で車が全然通ってないくせに片道4車線くらいあるところがあって、そこは非常用の飛行場で軍隊とかも使うらしい。たわいも無い話をしながら三時間ほど走るとオフロードになって地面も凍っている。が、フィンランド人は運転が非常に上手い。オフロードでも80キロで飛ばす。

コテッジに到着したのは10時半過ぎ。先に来ていたリーッカママと面会。リーッカと顔が同じ。そしてボーイフレンドのカイッツとは前回サマーコテッジに来て以来の再会。相変わらずとても親切なナイスガイである。彼らが先について薪ストーブで家を暖めてくれていた。ついてからまずはお決まりのサウナ。これも薪サウナ。電気で暖めるエセサウナではなく薪サウナである。リーパパとカイッツ、自分の三人で入る。サウナではリーパパからお決まりのサウナレッスンを受ける。彼らはサウナに関して相当なノウハウを蓄積しているらしく、毎回勉強になる。ちなみにリーパパ本日三回目だそう。

サウナから出た後にはリーママのフィニッシュ手料理。なんとラビッツミートのシチュー。リーパパと犬のカムで狩りをしてとってきたらしい。味音痴な僕によると「割とあっさりとしてコクがある」という。
食べ終わってゆっくりしていたらもう1時。Hyva yota.