人の「一」生。

今日会社の人にご飯に連れて行ってもらった。

その人は今まで四年間フィンランドで働いていて年末に日本に帰ってしまう。

いろんな話をさせていただいたが、その中で僕が日本とフィンランドどっちが良かったかを聞くと迷わずフィンランドといっていたのが印象的だった。
家族との時間を取れるから、というのが一つの大きな理由だった。


こっちは前にも書いたことがあるけれど、完全に

家族>>>>>>>仕事

が常識としてあって、僕なんか装置の使い方が分からなくて上司に聞いていても時間が来るとそれが解決する前に

「帰らねばならない

とか言って僕を放ったまま帰ってしまう。日本で家族を理由にそれを使えるのは訃報があったときくらいか?

みんながみんな家族を大事にしてるから僕みたいに放っとかれた方も

「あ、そうか、それは帰らねばならんな

と言う感じでごく普通。



将来過ごす人生の時間は仕事、趣味、家族、友人みたいな感じだろう。

みんな趣味、家族、友人と過ごすことが楽しいことは知っている。

だから仕事で成功していなければハッピーになれない、という雰囲気は日本が抱える偏見だと思う。



自分への訓示として、

・人生を仕事だけで捉えない。
・ハッピーポートフォリオを最適化する。
・わき目をふらずに走るのはやめる。(その先に有意義なものが待っているのかを常に意識するという意味。もちろん走るときは走る)

を覚えておきたい。

UKで、休日に輝きだすホストマザーがめちゃくちゃ働きまくることで有名な日本人について、「彼らはそれでハッピーなのか?」っていつも言っていたのを思い出す。